澄んだ水に心洗われる・・・【志摩 天の岩戸】

土日高速千円の終了が近いということもあり、先日岡山県北部〜鳥取県西部へ行って
きました。そのときの様子は後日ご紹介するとして、今回は単発です。





神宮内宮方面から伊勢道路を志摩方面に15分ほど走行すると、右手に大きな看板が
見えてきて、右に分岐が現れます。ここを右折します。





今回はこちら、三重県志摩市にある「天の岩戸」です。天の岩戸伝説は、福知山市
ある「天の岩戸神社」の記事で簡単にご紹介しましたね。





最初の鳥居をくぐってさらに進むと、さらに一基鳥居が現れます。この鳥居をくぐり
少し進むと駐車場がありますので、車を停め徒歩で参道を奥へ進みます。





駐車場から少し歩くと、次の鳥居が現れます。この辺りから周囲を漂う空気が変わり
ます。参道の右には沢が流れ、心地よい音が涼しさを演出します。





鳥居から数分、鳥居や建物が目に入ってきます。左手には「天ノ岩戸禊瀧」の石碑が
あります。





滝の近くに立っているだけで、涼しさと心地よさを感じます。「禊」にふさわしく、
心が洗い清められるようです。





滝の右手の石段を上がるとさらに一基鳥居が立っており、奥に社殿が見えてきます。
この奥に岩戸があるのでしょう。





簡素な拝殿の奥には、小さな磐座や灯籠、石塔が立ち並び、奥まったところに小さな
鳥居と洞窟があります。この洞窟が天の岩戸でしょう。





岩戸の奥から豊かな水量を誇る湧水が流れ出ています。この水は「名水100選」に
指定されており、地元の人々の飲料水の源にもなっています。あらかじめ容器を用意
しておけば、持ち帰ることもできますよ。





岩戸の右手には別の社殿がありますが、御祭神等詳しいことは分かりません。





さて、上の社殿の右手に「風穴」と書かれた看板が・・・行ってみましょう。





林の中を進みます。この付近で突然イノシシが横切っていきました。





歩くこと約5分、風穴に到着です。やはりここも注連縄が張られ、神域であることが
分かります。





風穴の入口に近づくと、奥からひんやりとした風が吹き出してきます。中は人が一人
やっと入れるくらいの広さしかありません。





風穴のお参りを終え、岩戸まで戻ってきました。ここは水も空気も澄んでおり、涼を
求めるにはぴったりのスポットです。神宮参拝の後にぜひ訪れてみてください。



「天の岩戸」(水色マーク)
三重県志摩市磯部町恵利原(番地不明)

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